ツーマン・ブログ

身近でみつけた気になるものや、自分が経験したおもしろいことを紹介していきま~す! みんなもいろいろ勝手にコメントをつけてくれぇい! よろしく! (^o^)

今週のお題 「急に休みになったら」

急に休みになったら・・

仕事をする必要がなくて、なにをやって過ごしてもいい.. ってなったら、バイクに乗って遠くまで行ってみるかな?

山奥の湖とかめざしてバイクを走らせて、山小屋風の食堂で、川魚の炭火焼きとか(鮎とか山女魚とか)食べて、「うま~~!」って感動したりして・・

あと、木々に囲まれた露天風呂とか温泉とかにつかって、「あ゛ぁ~~!」ってゆるんでみたりして・・

次の日は、仕事に行くのがちょっとイヤになってしまうだろうなぁ。(笑)

 

 

今週のお題「自由研究」

今週のお題「自由研究」



「自由研究」..

あらためて考えてみると、「自由研究をしなさい」と学校の先生から言われてやるのは、「自由な研究」ではないですね。f(^_^;

 

「テーマは自分で見つけて、教科学習の範囲内で、自分の時間を使っておやりなさい」ということですよね?

「テーマ(何について取り上げたか)」というところも評価の対象になるわけだし..。

全然「自由」ではない。

 

本来の意味での「自由研究」って、自分の中から自発的に生まれる「知りたい!」「試してみたい!」「どうなっているんだろう?」..っていう意欲を元にしていないと、成り立たないものですよね?

 

してみると..、日本の学校の「自由研究」って、「疑似的自由研究(自由研究っぽい研究発表)」ということですから、課題に取り組む生徒側も、そういう体(てい)で、自由研究ライクなものを提出すればいいンですよ!(笑)

 

たとえば.. 「いちばんおいしいカルピスの濃度についての研究(仮題)」とか どうでしょ?(笑)

 

 

人生で一度でいいから 行ってみたい国..

お題「人生で一度でいいからいってみたい国ってどこですか?」

 

私が 一生に一度でいいから 行ってみたい国..

それは「ブラジル」です!

ブラジルの中でも「アマゾン川」に行ってみたいです!!

小学生の時に、社会科で アマゾン川 のことを知って以来、

憧れています

 

おすすめしたいローカルグルメ・お菓子

お題「おすすめしたいローカルグルメ・お菓子」

私がおすすめしたいのは「鳩サブレー」です

鎌倉の『豊島屋』で製造&販売している お菓子です

鎌倉駅を出て 鶴岡八幡宮へむかう参道の左側に本店があります

神奈川県内のデパートの贈答品売り場にも出店していると思います

甘くて かわいい お菓子です

 

ワールドカップ アルゼンチン、3度目の優勝!

アルゼンチン、PKの激戦を制して36年ぶり3度目の優勝! メッシは悲願のW杯初制覇!フランスは連覇の夢潰える 得点王はハットトリックのエムバペ

 FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメントの決勝戦が行われ、アルゼンチンがフランスをPKの激戦の末に下した。フランスの史上3カ国目となる2連覇を阻止したアルゼンチンは1986年のメキシコ大会以来となる36年ぶり3度目の優勝。今大会での代表引退を明言している35歳のFWリオネル・メッシは5度目の挑戦にして“W杯初制覇”。最高の形で自らの門出に花を添えた。なお得点王にはハットトリックを達成して通算8ゴールとしたエムバペが輝いた。

 試合は序盤から互いのプライド、優勝への執念が真っ向からぶつかり合う。激しくプレッシャーを掛け合うも開始10分でポゼッションはほぼ互角。一方で前線からの激しいマークもあり、ややファウルが目立つ立ち上がり。

 しかし、21分に試合が動く。アルゼンチンはアンヘルディマリアがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。このPKを23分にメッシが冷静に蹴り込んで、この時点で得点王争いの単独トップに立つ今大会6ゴール目となる先制点を奪った。

 さらにアルゼンチンの猛攻は続く。36分、メッシを起点としてワンタッチで切り崩すとアルバレスがスペースへ絶妙なスルーパスを供給。これに反応したマクアリステルが中央へラストパス。走り込んだディマリアが冷静にゴールネットを揺らし、理想的な崩しで追加点を挙げた。対するフランスはシュートを放つことができず、苦しい展開のまま前半を折り返した。

 2点を追う後がないフランスだが、後半に入っても決定的場面どころか、アルゼンチンのディフェンスを崩し、シュートを打つことさえできない。頼みのエムバペもデ・パウルのチェックに苦しみ、フランスもう一人のキーマンであるグリーズマンもエンソ・フェルナンデスの対応に苦戦していいシーンを演出することができない。

68分、フランスは左サイドのCKからグリーズマンがクロスを供給。アサイドのコロムアニが頭で合わせ、ようやくこの日の初シュートを放つも、枠を捉えることはできず。その2分後にはエムバペがペナルティエリア左からシュートを狙うも、浮いたボールは大きく枠を外れた。

しかし80分、フランスがPKを獲得すると、エムバペが冷静に決めてメッシと並ぶ6ゴール目。さらに直後の81分、浮き球のパスに反応したエムバペが味方とのワンツーでペナルティエリア内に進入。強烈な右足のダイレクトボレーで立て続けにネットを揺らし、得点王争いでメッシを突き放すこの日2本目の逆転ゴールで通算7ゴール目を挙げた。試合は90分で決着がつかずに前後半15分ずつの延長戦へ突入。109分にメッシが劇的ゴールを挙げるも、118分にPKをエムバペが決め、ハットトリックを達成して同点に追いついた。

なお、今大会の決勝戦での代表引退を明言しているメッシは、クロアチアとの準決勝でW杯通算11ゴールを記録し、レジェンドであるガブリエル・バティストゥータ氏の持つ代表通算10ゴールを更新したメッシは記録を13ゴールに伸ばした。UEFAチャンピオンズリーグCL)制覇などクラブでの主要なタイトルをはじめ、史上最多7度のバロンドール受賞など個人タイトルを手にしてきたメッシは、唯一、手にできていなかった勲章を5度目の挑戦、しかも代表最後の試合で見事手中に収めてみせた。

 

■アルゼンチン36年ぶり3度目の歓喜 今大会の歩み

「グループステージ(グループC)」

第1節アルゼンチン1-2サウジアラビア

第2節アルゼンチン2-0メキシコ

第3節アルゼンチン2-0ポーランド

 

「決勝トーナメント」

1回戦 アルゼンチン2-1オーストラリア

準々決勝 アルゼンチン2-2(PK4-3)オランダ

準決勝 アルゼンチン3-0クロアチア

 

■アルゼンチン過去の優勝大会

1978年 アルゼンチン大会(自国開催)

1986年 メキシコ大会

 

(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)

 

フェルスタッペン、F1総合優勝「ホンダのホームコースで勝てた」 / F1 日本グランプリ

 10月9日、自動車のF1シリーズ第18戦、日本グランプリ(GP)は、三重県鈴鹿サーキットで決勝が行われ、ポールポジションからスタートしたレッドブルマックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季12勝目を挙げ、ドライバー部門で2年連続2度目の総合優勝を果たした。

 混乱のレースできっちりと勝利を収めた。フェルスタッペンが安定した強さを発揮し、2年連続の総合優勝も決めた。

 ポールポジションからスタートし、2番手のフェラーリシャルル・ルクレールモナコ)を抑えてトップを譲らなかった。雨による約2時間の中断の影響も感じさせず、再開後も順調に周回を重ね、「すばらしい感覚だった」と満足そうだった。

 2位で入線したライバルのルクレールが反則により3位降格に。昨年は最終戦で決めた総合優勝を、今年は思わぬ形で4戦を残して確定させた。

 これで18戦中12勝と、圧倒的な強さを示している。レッドブルの走りを支えるパワーユニット(PU)は、ホンダが2021年限りでF1を撤退した後も技術支援を続けている。25歳の王者は「ホンダのホームコースである鈴鹿で勝てたのは良かった」と頼もしいパートナーに走りで応えた。
毎日新聞 2022/10/9 20:21(最終更新 10/9 20:22))

長崎原爆投下から77年..

長崎原爆投下から77年 平和式典に83カ国が参列予定
毎日新聞 2022/8/9 05:30(最終更新 8/9 15:34)

 米軍が長崎市に原爆を投下して77年の9日、同市の平和公園で平和祈念式典が開かれる。ロシアがウクライナ侵攻で核兵器使用を示唆するなど核兵器使用のリスクが高まる中、田上富久市長は平和宣言で核兵器廃絶だけが危機を逃れる唯一の道だと訴える。広島原爆を巡っては4月に「黒い雨」体験者への被爆者健康手帳の交付が始まった一方、国が対象外としている長崎の「被爆体験者」救済に被爆地・広島選出の岸田文雄首相が言及するか注目される。

 平和宣言では核保有国に対し、米ニューヨークで開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で核軍縮への具体的プロセスを示すよう要請。6月にウィーンで開かれた核兵器禁止条約の第1回締約国会議に参加しなかった日本政府には、条約参加を求める。

 式典には米英中仏印イスラエルの核保有国6カ国など過去最多の83カ国(8日現在)が参列予定。ロシアとベラルーシは「不測の事態の回避」を理由に招待しなかった。新型コロナウイルスの感染対策で、従来の半分以下の約1700人規模で開く。

 岸田首相は同市の長崎原爆資料館を歴代首相として初めて訪れる予定。資料館は1996年開館。これまで被爆者団体が毎年、訪問を要請していたが、実現していなかった。【高橋広之】

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被爆77年、長崎で平和祈念式典 「核兵器をなくすことが唯一の道」
朝日新聞デジタル 2022年8月9日 11時56分

 長崎に米軍の原爆が投下されてから77年となった9日、爆心地近くにある長崎市平和公園で平和祈念式典が開かれた。ロシアによるウクライナ侵攻で核をめぐる議論が活発になるなか、参列者らは核廃絶を強く願い、原爆投下時刻の午前11時2分に黙禱(もくとう)を捧げた。

 長崎市の田上富久市長は平和宣言で、「(核兵器を)持っていても使われないだろうというのは幻想。核兵器をなくすことが、未来を守るための唯一の現実的な道だ」と強調。2021年1月に発効した、核兵器を全面的に禁止する核兵器禁止条約への署名・批准を日本政府に迫った。

 米ニューヨークでは、米ロなど核保有国も参加する核不拡散条約(NPT)再検討会議が開かれている。田上市長は「核兵器を持つ国が増えることを防ぎ、核軍縮を進める条約として大きな役割を担ってきた」とした上で、「条約や会議で決めたことが実行されず、NPT体制そのものへの信頼が大きく揺らいでいる」と懸念。核保有国に「核軍縮の具体的なプロセスを示すことを求める」とした。

 被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げたのは、宮田隆さん(82)=長崎県雲仙市。自身の77年前の被爆体験と現在のウクライナ侵攻を重ねながら、核廃絶を訴えた。

 誓いの冒頭、「ウクライナに鳴り響く空襲警報のサイレンは、あのピカドンの恐怖そのものでした」と、テレビを通して目にするウクライナの惨状に心を痛めているとし、「断じて許せません」と非難した。核禁条約については「被爆者と人類の宝です」と評価。田上市長と同様、日本政府に批准するよう訴えた。

 ウクライナ侵攻を受け、米国の核兵器を日本に配備して共同で運用する「核共有」の議論が、国内で活発になっている。「『力には力』の核依存思考で、断じて反対。今こそ日本は『核の傘』からの価値観を転換し、平和国家の構築に全力を挙げるべきだ」と訴えた。

 式典には、岸田文雄首相や国連軍縮部門トップの中満泉・事務次長、核保有国6カ国を含む83カ国の駐日大使らが参列。岸田首相は広島での平和記念式典に続き、あいさつで核禁条約に触れなかった。

 今年の式典で奉安された原爆死没者名簿には、この1年間に死亡が確認された3160人の名前が新たに記された。長崎被爆者らの死没者名簿の総数は、19万2399人になった。【岡田真実

 

「核使用の結末を直視して」保有国に呼びかけ 広島原爆の日(毎日新聞)

「核使用の結末を直視して」保有国に呼びかけ 広島原爆の日

8/6(土) 8:58配信

 米国の原爆投下から77回目の「原爆の日」を迎えた6日、広島市平和記念公園広島市中区)で平和記念式典が開かれた。広島市松井一実市長は平和宣言で、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに核抑止論が勢いを増していることに懸念を表明。核保有国のリーダーに対して、「被爆地を訪れ、核兵器を使用した際の結末を直視すべきだ」と呼びかけた。被爆地選出の首相として初めて参列した岸田文雄首相は、非核三原則を堅持する考えを示したが、核兵器の開発・製造・保有を禁じる核兵器禁止条約には触れなかった。
 松井市長は宣言で、核保有国に対し、「国民の生命と財産を守るには、核兵器をなくすこと以外、根本的な解決策は見いだせない」と核廃絶への行動を促した。日本政府に対しては、核禁条約に一刻も早く参加するよう求めた。
◇岸田首相は禁止条約には触れず
 岸田首相は式典のあいさつで、「厳しい安全保障環境という『現実』を核兵器のない世界という『理想』に結びつける努力を行う」と表明した。また、2023年5月に広島で開く主要7カ国首脳会議(G7サミット)を通じて核兵器の惨禍を二度と起こさないとの誓いを世界に示すとした。
 初参列したグテレス国連事務総長はあいさつに臨み、「深刻な核の脅威が中東から、朝鮮半島へ、そしてロシアによるウクライナ侵攻へと世界各地で急速に広がっている」と懸念を強調。「人類は実弾が込められた銃で遊んでいる」とし、核保有国による核戦争は断じて許容できないと述べた。
 99カ国と、欧州連合EU)の代表らが参列。原爆が投下された午前8時15分に合わせて1分間の黙とうをささげた。国連事務総長の参列は10年の潘基文(バンキムン)氏以来2回目。市は外務省と協議し、ロシアと、同盟国のベラルーシは招待しなかった。
 松井市長と遺族代表は、この1年間で死亡が確認された4978人の名前を記した原爆死没者名簿を原爆慰霊碑下の奉安箱に納めた。名簿123冊の記載人数は計33万3907人となった。被爆者健康手帳を持つ人は3月末で11万8935人。平均年齢は84・53歳で、初めて84歳を超えた。
【矢追健介】
 
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「本当の強さ持てば戦争は起こらない」 こども代表「平和への誓い」

8/6(土) 19:29配信
 

 
 広島への原爆投下から77年がたった6日、広島市であった平和記念式典では、広島市立幟町(のぼりちょう)小6年のバルバラ・アレックスさん(12)と同市立中島小6年の山崎鈴(りん)さん(11)が「平和への誓い」を読み上げた。
 
 
 ロシアの侵攻で、ウクライナ各地で戦闘が続く。バルバラさんは「今この瞬間も、日常を奪われている人たちが世界にはいます」。山崎さんは「本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること」と述べ、「本当の強さを持てば、戦争は起こらないはずです」と訴えた。
 2人は最後に「平和な景色が映し出される未来を創(つく)るため、私たちは、行動していくことを誓います」と声を合わせた。
 イタリア出身のバルバラさんは取材に「今は戦争の悲惨さを知るとき。いろんな国に届くように発信したい」、米国で5年ほど暮らした山崎さんは「一人でも多く平和について考えてもらいたい」と話した。(黒田陸離)
 
■こども代表「平和への誓い」
 あなたにとって、大切(たいせつ)な人(ひと)は誰(だれ)ですか。
 家族(かぞく)、友(とも)だち、先生(せんせい)。
 私(わたし)たちには、大切(たいせつ)な人(ひと)がたくさんいます。大切(たいせつ)な人(ひと)と一緒(いっしょ)に過(す)ごす。笑(わら)い合(あ)う。
 そんな当(あ)たり前(まえ)の日常(にちじょう)はとても幸(しあわ)せです。
 昭和(しょうわ)20年(ねん)(1945年(ねん))8月(がつ)6日(か) 午前(ごぜん)8時(じ)15分(ふん)。
 道(みち)に転(ころ)がる死体(したい)。
 死体(したい)で埋(う)め尽(つ)くされた川(かわ)。
 「水(みず)をくれ。」「水(みず)をください。」という声(こえ)。
 大切(たいせつ)な人(ひと)を一瞬(いっしゅん)で亡(な)くし、当(あ)たり前(まえ)の日常(にちじょう)や未来(みらい)が突然(とつぜん)奪(うば)われました。
 あれから77年(ねん)経(た)ちました。
 今(いま)この瞬間(しゅんかん)も、日常(にちじょう)を奪(うば)われている人(ひと)たちが世界(せかい)にはいます。
 戦争(せんそう)は、昔(むかし)のことではないのです。
 自分(じぶん)が優位(ゆうい)に立(た)ち、自分(じぶん)の考(かんが)えを押(お)し通(とお)すこと、それは、強(つよ)さとは言(い)えません。
 本当(ほんとう)の強(つよ)さとは、違(ちが)いを認(みと)め、相手(あいて)を受(う)け入(い)れること、思(おも)いやりの心(こころ)をもち、相手(あいて)を理解(りかい)しようとすることです。
 本当(ほんとう)の強(つよ)さをもてば、戦争(せんそう)は起(お)こらないはずです。
 過去(かこ)に起(お)こったことを変(か)えることはできません。
 しかし、未来(みらい)は創(つく)ることができます。
 悲(かな)しみを受(う)け止(と)め、立(た)ち上(あ)がった被爆者(ひばくしゃ)は、私(わたし)たちのために、平和(へいわ)な広島(ひろしま)を創(つく)ってくれました。
 今度(こんど)は私(わたし)たちの番(ばん)です。  被爆者(ひばくしゃ)の声(こえ)を聞(き)き、思(おも)いを想像(そうぞう)すること。
 その思(おも)いをたくさんの人(ひと)に伝(つた)えること。
 そして、自分(じぶん)も周(まわ)りの人(ひと)も大切(たいせつ)にし、互(たが)いに助(たす)け合(あ)うこと。
 世界中(せかいじゅう)の人(ひと)の目(め)に、平和(へいわ)な景色(けしき)が映(うつ)し出(だ)される未来(みらい)を創(つく)るため、私(わたし)たちは、行動(こうどう)していくことを誓(ちか)います。
 
令和(れいわ)4年(ねん)(2022年(ねん))8月(がつ)6日(か)
こども代表(だいひょう)
広島市立(ひろしましりつ)幟町(のぼりちょう)小学校(しょうがっこう)6年(ねん)
      バルバラ・アレックス
広島市立(ひろしましりつ)中島(なかじま)小学校(しょうがっこう)6年(ねん)
      山崎鈴(やまさきりん)
 

安倍氏への銃撃事件 旧統一教会の問題解明を..<毎日新聞社説より>

安倍氏への銃撃事件 旧統一教会の問題解明を

毎日新聞 2022/7/22 東京朝刊 854文字
 
 安倍晋三元首相が銃撃され死亡してから2週間となる。
 浮き彫りになったのは、逮捕された山上徹也容疑者が、韓国発祥の宗教団体・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に強い恨みを持っていたことだ。
 安倍氏を狙った理由について「日本で教団を広めたと思った」と供述している。
 どのような事情があったとしても、人の命を奪うことは許されない。ただ、事件の全容を明らかにするには、旧統一教会を巡る問題の解明が欠かせない。
 山上容疑者が10代の頃、母親が教団に入り、少なくとも総額1億円を献金してきた。生命保険金や不動産の売却代金までつぎ込んで自己破産し、一家は困窮した。
 調べに対し、山上容疑者は「教団が家庭をめちゃくちゃにした」と話した。3年前には、来日した最高幹部を火炎瓶で襲おうとしたが、近づけず諦めたという。
 旧統一教会は1980年代以降、信者から多額の献金を集めていたことが問題視された。人の不安につけ込んで印鑑やつぼを高額で買わせる「霊感商法」との関わりも指摘されてきた。
 2009年には各地で、携わった信者が特定商取引法違反容疑で逮捕された。民事裁判では教団側に賠償を命じる判決が相次いだ。
 
 近年も、弁護士らへの被害相談は後を絶たない。教団は銃撃事件後の記者会見で、09年以降に信者とのトラブルはないと説明したが、後になって「ゼロになったという意味ではない」と訂正した。
 安倍氏は昨年9月、教団の関連組織の行事に動画メッセージを寄せていた。山上容疑者は今春にそれを見て反感を強めたとされる。
 事件前日、教団に批判的なブログの運営者に手紙を出し、安倍氏襲撃を示唆していた。
 教団は家族を中心とする伝統的な価値観を唱えており、保守系政治家とのつながりが以前から取り沙汰されてきた。
 
 教団側が政治的影響力を期待する一方、政治家側には選挙運動や投票への協力を得たいとの思惑があったと分析する専門家もいる。
 社会に大きな衝撃を与えた事件の背景を徹底的に解明しなければならない。捜査だけでなく、政治にもその努力が求められる。