稀勢の里、優勝！！！

稀勢の里が新横綱優勝＝１差から照ノ富士を逆転－大相撲春場所千秋楽

　大相撲春場所千秋楽は２６日、エディオンアリーナ大阪で行われ、横綱稀勢の里（３０）＝本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋＝が、大関照ノ富士に本割と優勝決定戦で連勝して１差を逆転し、１３勝２敗で２場所連続２度目の優勝を遂げた。

　新横綱の優勝は１９９５年初場所の貴乃花以来で８人目。千秋楽の直接対決で星一つの差を逆転して優勝したのは、２００２年初場所で栃東が千代大海を倒して以来。

　稀勢の里は土がついた１３日目の日馬富士戦で左肩付近を負傷。けがを押して出場して賜杯を抱いた。　

◇幕内優勝力士略歴

　稀勢の里　西横綱。本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋。３０歳。０２年春場所初土俵。０４年夏場所に１７歳９カ月で新十両、同年九州場所に１８歳３カ月で新入幕と昇進し、ともに貴花田（後の横綱貴乃花）に次ぐ年少記録。新入幕時に萩原から改名。１１年九州場所後大関昇進。初優勝した１７年初場所後横綱昇進。１８７センチ、１７５キロ。得意は左四つ、寄り、突き。

【時事通信 2017/03/26-18:08 】